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キャッシング基礎知識

キャッシングに関する基礎知識をおさらいしましょう。

キャッシング用語集

保証人

保証人とは、民法では、主たる債務者がその債務を履行しない場合にその履行をなす債務(保証債務)を負うものをいいます(民法446条)。【保証契約】保証は、債権者(貸主等)と保証人との間の契約(保証契約)によってなされます。その前提として、主債務者(借主等)と保証人との間の保証委託契約(債務者が保証人に保証契約の締結を委託する契約)が締結されることが一般的です。保証人は、基本的に誰でもなることができます。ただし、法律や契約上、主債務者が保証人を立てる義務を負う場合には、保証人は、資力のある一般成人(行為能力者)でなければなりません(民法450条1項)。もっとも、債権者が保証人を指定する場合には、未成年者等の制限能力者や、資力のないものでもよいとされます(同条3項)。主たる債務者に対する履行の請求その他の事由による時効の中断は、保証人に対しても、その効力を生じます(民法457条)。また、保証人は主たる債務者の消滅時効を援用できるとされています(大判大正4年7月13日)。【保証人の種類】[単純保証]通常の保証人には催告の抗弁権検索の抗弁権が与えられます(民法452条、453条)。[連帯保証]連帯保証人には、催告の抗弁権と検索の抗弁権はなく、債務者と全く同じ義務を負います(民法454条)。連帯保証人であれば、借りた本人と同等の地位となるため、借りた本人が理由の如何にかかわらず返済を拒否した場合や借りた本人の返済状況によっては連帯保証人にいきなり返済を求めることも可能となります。一般に、賃金での保証人となることは自分が借りたことと同等であるといわれるゆえんです。銀行や消費者金融信販会社、奨学金などでお金を借りるときや契約書型ショッピングクレジット(個別信用購入あっせん)の保証人は、連帯保証人が求められることがほとんどです。これは、単なる保証人では催告の抗弁権や検索の抗弁権が存在してしまうからです。催告の抗弁権は、借りた本人に金を返すように連絡することを要求することで、検索の抗弁権は、借りた本人に返済可能な資産がないかどうか確認、あれば執行することなどを要求するものです。これを利用されると、夜逃げした本人を探したり、話をしたりする必要があり面倒なため、連帯保証人を利用します。銀行から融資を受ける場合、信用保証協会の保証を連帯保証人に代える場合もあります。民主党のマニフェストに、廃止も視野に入れた改正が盛り込まれています。[根保証]根保証(ねほしょう)とは、将来発生・増加・減少する不特定の債務を一定の限度額まで保証するものです。一般的な保証債務であれば、5000万円借りた後、主債務者が2000万円返済すれば、保証人はそれ以降3000万円分の返済を保証すればよいこととなります。また、この後本人が追加で1000万円借りたとしても、新たに借りた1000万円については保証する義務はなく、当初の借入残高の3000万円に対する債務を保証するのみでよいこととなります。しかし、5000万円の根保証であれば、主債務者が2000万円返済後、当たらに1000万円追加で借りた場合、保証人は、4000万円の債務に対して保証することとなります。根保証は、限度額を常に保証するだけの資産を持っている者のみが保証人になるべきであるという意見があります。[物上保証人]自己の財産を持って他人の債務の担保に供した者のことです。

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