トップページ > キャッシング基礎知識 > キャッシング用語集 > さ行 > 差押え

キャッシング基礎知識

キャッシングに関する基礎知識をおさらいしましょう。

キャッシング用語集

差押え

差押えとは、国家権力によって特定の有体物または権利について、私人の事実上・法律上の処分を禁止し、確保することです。民事執行法上の差押えは、債権者の権利の実現のために、国が債務者に、財産(不動産、動産、債権)の処分を禁止することです。原則として強制執行(競売や強制管理)に入る前段階の措置として行われます。このような処分禁止措置が強制執行の開始決定時に講じられるのは、開始決定があったにも関わらず、いつまでも債務者が自己の財産を自由に処分できる状態にしておくと、債務者は執行を免れようと財産の譲渡や隠蔽を行う可能性があるためです。しかし、債務者の財産処分のずべてを禁止すると私的自治の原則に反し、債権者の権利濫用にもつながります。そこで、債務者の総財産のうちで債務者の生存に必要な部分を差押禁止財産とし、なおかつ、無剰余差押(強制執行後配当が出ない差押)と、超過差押(債権者の被保全債権の額が予想配当額を上回る差押)を原則禁止することで債務者の保護を図っています。差押えの申立てには、事項中断効があります(民法147条2号)が、権利者の請求によりまたは法律の規定に従わないことにより取り消されたときは、事項中断効を生じません(民法154条)。なお、民事執行法上の差押えは、差押財産の種類によって、不動産・動産・債権の3種類に大別されます。

■キャッシング用語インデックス
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行